5月 新緑の風と歩くスウェーデン

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5月に入ると、日照時間もどんどん長くなって来ました。森へでかけると新緑の美しさに心が癒されます。森でスギナの群生をを見つけました。これは神聖なすばらしい風景でした。このスギナ、日本のものと少し違うのは、日陰を好んでいるようで、たくましいというよりもおしとやかな印象でした。森へでかけて摘んで来ては干して、保存します。その他の野草は、たんぽぽはごま和えなどに、ネスロールはスープやパンに練りこんだりして食卓にだしました。ネスロールはとげがあるのでとても危険、絶対に手袋をして摘みます。調理後は素手で触っても大丈夫ですよ。


sweden-vol11-cinamonrollのサムネール画像

スウェーデンが発祥のお菓子と言えば、シナモンロール。北欧のお菓子の定番ですよね。スウェーデン語ではKanelbulle(カネールブッレ)と言います。だいたいのお店、喫茶店に行けばあります。普通のお店で売っているものはかなり大きなサイズです。渦巻き状になっていてシナモンが効いててけっこう甘い。

友子さんのシナモンロールは、自家製酵母で作るオリジナルです。小さ目なのがまたかわいい。私も大好きなので挑戦してみました。

シナモンロール レシピ                                         

小麦粉 8dl マルト 1.5dl 天然酵母 2dl   小1/4  1dl  シナモンパウダー 適量 なたね油 適量 アーモンド 適量

作り方

小麦粉マルト(塗り用に少し残しておく)、酵母を混ぜ合わせ生地をまとめ、こねます。ボウルに入れて蓋をして、1日以上かけて自然に発酵させます。倍くらいになったら成型。台に粉をふり、生地を二つに分けてローラーで伸ばします。残しておいたマルトをハケなどで端から2〜3センチくらいを残して全体に塗ります。シナモンパウダーを全体に振ってくるっと巻くき、3センチくらいずつ切り型に入れて、そのまま2時間ほどおいておきます。最後に刻んだアーモンドを上にのせて、225℃で10分ほど焼いて出来上がりです。


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美しい教会 

あちこちでみかける教会。ひとつとして同じ教会はなく、それぞれが個性的で美しく、そして高い建物で大きいです。ほとんどの教会は無料で中に入ることができ、その中のいくつかではお昼の時間にパイプオルガンの演奏が無料で聞くことができます。ミサ、コンサート建物、ステンドグラス、壁画などのすばらしさに歴史を感じました。キリスト教の国にはかかせない教会。たくさんの人々が集う場として、大切な存在です。


オーガニックフードのこと

ほとんどの大きなスーパーでは、オーガニックコーナーがあります。しかも種類が豊富で驚きます。見てるだけでも楽しく、パッケージもかわいいんです。この写真のメーカーSALTAの商品は友子さんも好きで、小麦粉や穀物、豆などを愛用しています。豆も種類が豊富、レンズ豆は数種、キドニービーンズ白いんげん小豆ひよこ豆大豆など。ごまあわもあります。そして右上についているマークKRAVはスウェーデンで多く見られるオーガニックマークです。このマークがついている商品は安心して買うことができます。環境の先進国でもあるスウェーデン、日本よりもオーガニックし商品への意識も高いのではないかと思います。

sweden-vol11-salt


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プロフィール

くみこ
「手作りする暮らしをしたい!」「日本の伝統食の大切さを海外にも広めたい!」そんな思いから、国内外のマクロビオティック実践者やオーガニックファームを訪ね滞在しながら自分にあったライフスタイルを模索中。からだにやさしいごはん・おかし研究家。