2010年9月アーカイブ

8月に入るとではきのこが採れ始めます。それらを見つけに行くのも森を散歩する楽しみの一つです。友子さんは自然が大好きなので、休みの日は子供たちを誘って森へ行くのが楽しみなようです。でもこの時期は散歩だけでなく、きのこ狩りができると言えば子供たちも喜んで着いて行きます。食べれる種類はいくつかあるようですが、知っているのはほんの少し...。友子さんはもっともっと知りたいらしく、近所に住んでいるきのこに詳しいおじさんと森へでかけることになりました。

sweden-vol3-kinoko.jpgいつもと違う大きな森はどこまでも広がっているようです。きのこがありそうな場所は木の下や、湿った場所などです。しばらく歩いていると次々と食べれるきのこがみつかります。「これは?これは?」とおじさんに聞けば何でも分かります。Kantarell(カンタレル), Karl Johan(カール・ヨーハン)などなど数種類。生まれて初めてみる種類のきのこたちに興奮ぎみの私。

帰る頃には持ってきたバスケットがいっぱいになりました!うちに帰りさっそく調理です。と言っても汚れた部分をとり、食べやすい大きさに切りフライパンでソテーするだけ、これが一番おいしい食べ方だと思います。味付けは塩で。とっても新鮮で、お店で売ってるのと違ってシャキシャキとしておいしかった!


◇森のきのこレシピ◇
ズッキーニボート

ちょっとアレンジしたきのこレシピです。大き目のズッキーニを半分に切り、中身をくり抜きます。きのこ、たまねぎ、一番上にホールトマトをのせて重ね煮します。味付けは、お好みですが、私はみそ、しょうゆ、隠し味にシナモンをいれました。これをくり抜いたズッキーニに詰めてオーブンで焼きます。

ひよこ豆のポテトサラダ
茹でたジャガイモとひよこ豆のマッシュを半分ずつ使います。にんじんやきゅうりなどその時にある野菜を入れて、しょうゆと塩、タヒニで味を決めます。タヒニゴマペーストのことです。日本のゴマペーストと少し味が違います。私はタヒニが大好きです。加えると味にコクがでるんです。マヨネーズを使わなくてもおいしい、子供たちに人気のサラダです。

プロフィール

くみこ
「手作りする暮らしをしたい!」「日本の伝統食の大切さを海外にも広めたい!」そんな思いから、国内外のマクロビオティック実践者やオーガニックファームを訪ね滞在しながら自分にあったライフスタイルを模索中。からだにやさしいごはん・おかし研究家。