2011年3月アーカイブ

3月になりました。まだ寒いですが3月というだけで気持ちもうきうきしてきます。3月3日は日本ではひなまつりですね。女の子のお祝いなので、長女まいちゃんにこの日は特別なものを作りたいと前から考えてました。ひなまつりにふさわしく豪華でかわいい、名づけて「ちらしケーキ」ができました。    

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◇ちらしケーキの作り方

すし飯:玄米 1ℓ 水 玄米の1.4倍  塩 小1/2

圧力鍋で玄米を炊きます。圧が上がってから弱火にして20分、15分蒸らします。

すし酢:梅酢 大3 玄米酢 大2(塩小 1/2を混ぜておくとマイルドになります)

材料をあらかじめ合わせておきます。

炊き上がった玄米ごはんにすし酢を混ぜて、木べらで切るようにかき混ぜながら冷ませば、すし飯のできあがりです。のり巻きを作る時も同じようにすし飯を作ります。マクロビオテックのすし飯は梅酢だけでもおいしいと思ってましたが、玄米酢を入れることで少し酸味がきいて、味わいの深いすし飯になります。           

ケーキ型の下半分にすし飯を詰め、間に椎茸人参コールラビしょうゆで煮たものをのせ、その上に再びすし飯をのせます。上に飾った食材は、水切りした豆腐をフードプロセッサーにかけて細かくし、ビーツの煮汁で煮たもの。煮たビーツは千切りに。黄色の錦糸卵に見えるのは、小麦粉うこんの粉を混ぜてクレープのように焼き、それを千切りにしたもの。人参は花形に型を抜いて蒸し煮しました。最後に茹でたブロッコリーを飾って出来上がり。初めて挑戦しましたが、見た目もきれいでひなまつりにふさわしいご飯になりました。もちろん好評でした☆

 

友子さんの誕生日

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3月は友子さんの誕生日。お母さんのためにと子供たちが協力して作り上げたお祝い。長男れお君は混ぜごはん、そして大きなバースデーロールケーキを作ってくれました。恒例の演奏会では、子供たちができる楽器を演奏しました。やさしくてうれしそうな表情の友子さん。母としていつも忙しいけどこの日は何もしないでいい特別な日。子供たちからのおもてなしきっと喜んでくれたことでしょう。私はクッキーでこんなのを作りました。


フォークミュージック

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月に一度街から離れた小さな建物で、スウェーデンのフォークミュージックの演奏があります。音楽が好きな人が集まり演奏しています。バイオリン、フルートなどをはじめ、スウェーデンの伝統的な楽器、ニュッケルハルパ(nyckelharpa)の音も聞けます。滞在中2回ほどしか行けなかったのですが、私はこの小さな演奏会が大好きでした。演奏している人もさまざまでみんなすごく楽しそうに演奏しています。聞いていると気持ちも明るくなり私も楽器が演奏できたらいいなぁと思ったものでした。すぐ身近かで聞けるし、無料で楽しめるというのもすばらしいことです。

プロフィール

くみこ
「手作りする暮らしをしたい!」「日本の伝統食の大切さを海外にも広めたい!」そんな思いから、国内外のマクロビオティック実践者やオーガニックファームを訪ね滞在しながら自分にあったライフスタイルを模索中。からだにやさしいごはん・おかし研究家。