一年で一番いい季節

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6月に入り夏至に向かい陽が長い日が続きます。こちらは日本のように梅雨がないので割と晴れる日が多いうえに雨も定期的に降ってくれるので、植物の成長を助けてくれます。夜になると庭は蛍のライトがとてもきれいですよ。

草取りの毎日

canada-2012june-field.jpg今年は例年に比べると植物の成長が早いようです。無農薬無肥料の畑では野菜はゆっくりと育ちます。たくさんの虫もいて、幼苗の葉を食べることもありますが、自然に任せてそのままにすると苗が虫と戦って力強くなります。そうやって成長していきます。肥料を特に与えなくても太陽、雨などの自然の要素が成長を助けてくれます。

6月に入りじゃがいもの種植え、トマトの定植をしました。そして草取りの毎日。今まで手作業でしていましたが全然間に合わないので、草取り道具を買うことにしました。Wheal holeという優れもののこの道具。もちろん手作業でしなくちゃいけない部分もたくさんありますが、かなり優れもので役に立ってます。

ちなみに日本の便利な草取り道具といえば「鎌(かま)」。私はしゃがんで草取りできるこの道具がやっぱり使い慣れていて好きですね。


旬な野菜〜えんどうにケール

canada-2012june-kale.jpgのサムネール画像この時期はスナップピー、スノーピーがおいしいです。ピーとはえんどうのこと。ケールなどの葉物野菜もこの陽気でぐんぐん育っています。ケールの旬は冬なんですが、この時期のケールもおいしいですよ。約6種類のケールを植えてあります。それぞれ微妙に味が違います。ケールと言えば青汁と結びける人が多いと思いますが、こちらではいろいろな料理に使えるとてもポピュラーな野菜の一つです。



咲き始めた花たち

canada-2012june-dryflower.jpg花のある暮らしは私にとって、とても大事なことです。母が花が好きなのもあり小さい頃から植物が近くにある暮らしをしてきました。もちろん育てて見て楽しむのですが、香りを嗅いだりそれらを利用することも大事な要素です。

コーファームの庭にはたくさんの宿根草が植えてあり、毎年芽を出し美しい花を咲かせてくれます。ボタン、ゆり、バラ、マーガレット、チコリ、ラベンダー、そのほか名前の分からない花もいろいろ。
そして一年草も咲き始めました。カモミール、矢車草、ボリジ、ナスタチウム、カレンジュラカモミール、バラは開き具合と天気を見ながら摘んで乾燥させています。

スギナ、オオバコなどの野草もまだ採れるので乾燥させるものが多くてザルが足りなくなって来ました。今年はレッドクローバーを初めて摘みましたよ。これもお茶にできるそうです。


自然がくれる色

canada-2012june-kusakizome.jpgのサムネール画像草木染めを初めてしたのは7年前くらい。ファームにはいろいろな植物が自然に生えているので、いろんな染めが楽しめます。今年初めての染めはネトルを使いました。ネトルをたくさん採ってきてよく煮ます。それを一晩おきまた温めなおして、染めたいものを入れて煮染めします。染めたい布はあらかじめ豆乳につけて染まりやすいようにしておきます。1時間ほど煮染めしたものを色止め液に入れてまた再び煮染め、そのまま放置して洗います。とても簡単に説明するとこういう感じです。ネトルの色は私のとても好きな色です。


採れたて野菜の料理

canada-2012june-harumaki.jpg
畑の野菜で生春巻き
大豆のフムス(大豆、タヒニ、ソレル、ディル、塩、梅酢)
レタス、スノーピーとビーツの蒸し煮したものを中に入れて巻き巻き。ピンクビーツの色がサーモンみたいにみえておもしろいですね。


ケールずくし(写真は記事の上から二つ目です)
ケールの巻きすし、ケールスープ、ケールとビーツ、ガーリックスケープの炒め物

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このページは、webmasterが2012年6月30日 09:22に書いたブログ記事です。

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