感謝の日〜サンクスギビング

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10月です。オタワの秋もぐっと深まってきました。メイプルや、オークの木々の紅葉がとてもきれいです。先月に2回ほど軽い霜が降りましたが、まだ大きな寒さはないので意外と野菜たちががんばっていますよ。例年ならもっと寒くなってるのに、まだ暖かい日もあり過ごしやすい日々が続いています。

canada-2011oct-harvestoffallのサムネール画像収穫!かぼちゃとさつまいも
待ちに待ってた収穫です。こちらではウィンタースクアッシュと呼ばれてるいわゆる南瓜(かぼちゃ)。バターカップという種類が日本の南瓜に近くて甘味もあり好きです。収穫してから最低でも2週間ほどおくと甘味が増します。縞模様のかわいいスクアッシュ、スィートダンプリンは収穫してすぐに食べられます。甘味がありますがまた違ったおいしさ、この種をローストさせるとおつまみに最高です。
さつまいもは、日本の種類を6月半ばに植えました。日本だけでなくカリブ地方でもこの種類のさつまいもを食べるようです。カナダのスィートポテトは中身がオレンジで水っぽいです。それなりに甘味がありますが私は日本の種類が好きですね。今年は豊作でコーも大喜び。カナダではあまり栽培している人がいないので、日本人の友達を始めマーケットのお客さんたちも喜んで買っていきます。 

*写真は二種類の縞模様のスクアッシュがスィートダンプリン、右上の大きい緑色のスクアッシュがバターカップ。手前はカナダの白いスィートポテトと日本のさつまいも。

サンクスギビング〜感謝祭〜
canada-2011oct-greanleafsカナダは毎年10月第二月曜日 がサンクスギビングデーで祝日になります。今年は10月10日、当日は暑いくらいの陽気でした。サンクスギビングとは感謝祭という意味で、日々のいろいろなことに感謝をし家族で集まりごちそうを食べるのがカナダのスタイルです。一般的にはターキークランベリーソースやじゃがいもなどの野菜を使った料理がメインのようです。そしてパンプキンパイやスィートポテトパイのデザートが定番です。

この日は、コーファミリーが集まりクリスマスのようなごちそうを食べました。私とコーはベジタリアンなので、ファームの野菜を使った料理を数種作りました。たくさんの収穫とおいしいごはんに感謝ですね。サンクスギビングの前日のマーケットはおおにぎわいで、とくに料理に使うセージ、タイム、ローズマリーなどのハーブ類がよく売れました。それにチューニップ(日本でいうとかぶに似た根菜)、ルートベーガーという根菜、ケールをはじめ美しいグリーンが店頭を彩りました。


◇レシピ◇パンプキンパイ

サンクスギビングの日にファームで採れたバターカップ(南瓜)を使って作ってみました。
パイ生地:全粒粉160g 紅花油大5 塩少々 りんごジュース 水
フィリング:大きなバターカップ(南瓜)1個、豆乳またはココナッツミルク、塩、はちみつ少々
canada-2011oct-pumpkinpie粉、塩、油をボールに入れて指先でこするようにまとめます。クラッカーと同じ要領です。その後りんごジュースと水で生地をまとめます。こねないようにします。水分は少しずつ様子を見ながら入れていきます。生地が柔らかくなりすぎないように気をつけます。めん棒で薄く伸ばしてタルト型にのせます。フォークで何ヶ所かに穴をあけます。今回は18cmのタルト型を使いました。180℃に温めたオーブンで15分ほど焼き冷まします。フィリングは、蒸して皮をむいた南瓜を熱いうちにマッシュして、豆乳またはココナッツミルクで固さを調節し、塩、はちみつを少々加えます(お好みで)。冷めたらフィリングを型に入れて再び30分ほど焼きます。冷ましてから食べた方がしっとりしていて美味しいです。


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このページは、くみこが2011年10月 6日 02:25に書いたブログ記事です。

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